「一番大きなサイズを持って来い」
拷問官が補佐官に持って来させたのは、巨大なペニスの形をしたディルドゥだった。
シリコン製で、半透明の肌色がグロテスクな印象だ。
補佐官は、ディルドゥ全体にローションを垂らし、塗り込めた。
ヌルヌルのディルドゥが、囚人の肛門に押し当てられる。
「い、痛いっ!」
囚人は悲鳴を上げた。まだ、カリ首の部分さえも入っていない。
「構わん。押し込め」
拷問官の合図で、補佐官は力を込めてディルドゥを押し入れた。
「嫌ああっ! 痛い! 痛い! 痛いいいぃっーっ!!」
囚人は、頭を振って泣き叫んだ。しかしディルドゥは、容赦なく肛門を押し広げる。
透明のローションに、赤い血が混じり始めた。肛門の一部が裂けたらしい。
「半分抜け」
拷問補佐官はディルドゥを抜いた。途端に、嫌な臭気が漂ってきた。
「クソまみれだぞ。臭いな」
拷問官は革手袋をはめた手で顔の下半分を覆った。
「う…ううっ」
「もう一度、突っ込め」
「あああっ!」
再び、巨大なディルドゥは囚人の尻に入って行った。
「回してやれ。ドリルのようにな」
拷問補佐官は指示通りに、ディルドゥを左右にぐりぐりと回した。
「ひっ、ひっ、ひあぁっ、ああ、あああ、あーっ!」
「フフフ。もっと根元まで押し込むか」
拷問官が片足を上げて、ブーツの踵でディルドゥを押し込んだ。
「ああああーっ!!」
囚人は膝で歩いて前に逃れようとした。その髪の毛を補佐官がつかみ上げる。
拷問官は囚人の尻に足を乗せたまま、靴底でディルドゥを固定した。
「このまま括約筋が切れるまで出し入れしてやろうか」
「あああ……」
「一生垂れ流しになるぞ」
「ああ、ゆ、許してください…」
「白状しろ」
「ああ、それだけは……」
「言えよ」
拷問官はブーツの爪先で、肛門から飛び出ているディルドゥを蹴った。
「うあああっ!」
ガン、ガンと音がする。拷問官は激しくディルドゥを蹴り続けた。
「ああっ、嫌あっ、痛いっ! 痛……お腹が、あああっ!」
「続けると、直腸が破れるぜ」
「あがぁっ! ひああっ、あっ、ア、アアッ、ハガアッ!!」
やがて、拷問官は飽きたように足を下ろした。そして、
「全部抜け。もう一度最初から繰り返す」
と、言うと同時に、サッカーボールを蹴るように囚人の尻を蹴り上げた。
「うわああアァッ!」
拷問補佐官が髪の毛を離したため、囚人は前に吹っ飛び、石壁に激突した。

続く