やっぱり創作は楽しいから
実は、創作に意識が向いたのは、時間的・精神的にちょっぴり余裕ができたこと以外にもあるんです。
先月、うっすらと私の小説の書籍化の話が出たりしてまして……。結果から言うと私のぬか喜びだったわけですけど。
企画が見送られる前の一ヶ月ぐらいは、わりとワクワクしてたんですよね。
出すなら、ちゃんと推敲しなきゃいけないなぁ……気になっているところを書き直そうかなぁ……なんて、仕事も放り出してそっちをやったりしてました。
それがダメになって、ちょっと傷ついて落ち込んだんです。
でもね、気づいたんですよ。ああ……やっぱり私、創作が一番好きなんだなって。
この一ヶ月、毎日がとても充実してました。仕事と家事と親の介護でめちゃくちゃ忙しいはずなのに、しっかりと自分の小説を読み返したり推敲したり校正したりする時間は捻出できたんですよ。
あっ、なんだ……時間なんて作ればあるんじゃねえかと。
時間がないなんて甘えだったんだなと、はっきりと認識できました。
だから、目標は失いましたけど、小説に関する作業は続けようと思いまして……。
書籍にならなかったのは残念ですが、私の中の創作意欲をかきたててくれたわけですから、感謝しております。
余談ですが、ボーイズラブの書籍化がポシャったのは二度目です。
15年ほど前、文庫本300ページ書き下ろして、表紙や挿絵のラフもできていて、帯のキャッチコピーも完成していて、ISBNコードも取れていて、書店に貼る発売予定リストにタイトルと作者名が載るまでしたボーイズラブ小説が、発売されなかったことがあります(笑)
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ぱくたそ