黒・夢・狩・り

1998年執筆・2018年改訂 / 掌編 / 全1頁

[あらすじ]

二年ぶりに再会した数馬と夏樹。数馬は、閉ざされた空間の中で短い夢を見る。放埒にだらしなく生活していたブラウン・アイ時代。大麻。売春。暴力。そして、友との別れ。新しい出会い。数年間の数馬の思い出が、走馬灯のように頭をめぐる。それは、出口の見えない闇の中。冷たく黒い夢の中……。


[解説]

人間が、細切れに見る夢を小説で表現してみたいと思い、挑戦してみました。某パンクユニットとは「全然関係ない…」です。犯罪のシーンに関しては、1998年当時の情報なので、今となっては古い方法だと思います。架空口座とか免許証偽造とかトバシ携帯とか。個人的に一番好きなシーンは、数馬がピザを貪り食うところ。マリファナをやると、食欲が異常に旺盛になるそうです。(1999年Web公開時コメント)
※2018年、検索避けのためタイトルを『黒夢狩り』から『黒・夢・狩・り』に変更しました。あと公文書偽造のシーンをカットしました。

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